肉弾戦に勝利し、第4クォーターだけで11本のフリースローを獲得

Bリーグチャンピオンシップセミファイナル、琉球ゴールデンキングスvs横浜ビー・コルセアーズの第2戦。

序盤からリードチェンジを繰り返す拮抗した展開となる中、最初にペースをつかんだのはアウェーの横浜BC。速攻からチャールズ・ジャクソンの3点プレーも飛び出すなど、得意のトランジションに持ち込んだ。そして第2クォーター残り2分、河村勇輝が3ポイントシュートを沈め、この試合最大となる9点のリードを奪った。

それでも、琉球はあわてずにジョシュ・ダンカンを中心としたオフェンスで7連続得点を挙げてすぐさま1ポゼッション差に戻すと、その後も一進一退の攻防を繰り広げ、63-63の同点で最終クォーターに突入した。その後も1ポゼッション差で推移する中、横浜BCは2点ビハインドの残り6分10秒に、チームファウルが5に到達してしまう。そして、ここで河村を投入したが、ターンオーバーからワンマン速攻を許してしまい、追いかける展開に。

琉球も3ポイントシュートに当たりが来ず、突き放し切れない時間が続いたがクーリーがセカンドチャンスポイントで繋ぐと、信条とするタフなディフェンスで終盤に違いを作った。琉球の4点リードで迎えた残り40秒、河村のアタックをダブルチームで防ぎ、ターンオーバーを誘発。そして、ダーラムがファウルゲームで得たフリースローを2本とも沈めて2ポゼッション差にした。その後、大庭岳輝に3ポイントシュートを射抜かれるも、フリースローでリードを保った琉球が88-84で勝利した。

初戦に続き、第2戦をモノにした琉球が2年連続のファイナル進出を果たした。

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