スティーブ・カー

プレーオフはより臨機応変な起用が必要だと指揮官は言及「すべての試合、すべてのシリーズが違うものだ」 

レギュラーシーズンとプレーオフは別物だ。各チームとも主力選手にプレータイムが偏ったり、百戦錬磨のベテランの出番が増える傾向にある。そしてその結果、若手の出番が一気に減ることは珍しくない。ウォリアーズのジョナサン・クミンガもその1人だ。 

NBA2年目、20歳のクミンガは、レギュラーシーズン67試合に出場し、平均20.8分のプレータイムで9.9得点、3.4リバウンドを記録した。試合を重ねるごとに序列も上がっていき、3月は13試合出場で平均14.2得点、4.5リバウンドを挙げる活躍ぶりだった。 

しかしプレーオフに入ると、キングスとのファーストラウンドでは全7戦のうち6試合に出場したものの、平均6.2分、2.3得点、0.8リバウンドと存在感は皆無だった。そしてレイカーズとの初戦でも出場機会はなかった。 

今のクミンガはタフな状況にいるが、ウォリアーズのスティーブ・カーヘッドコーチは、チームメイトのベテランを見習ってほしいと語る。

「プレーオフは(控え選手の出場機会において)厳しいものだ。ただ、ジャマイカルはサクラメントとのシリーズにおいて、マッチアップの都合から7試合のうち6試合は基本的に出番がほとんどなかった。ただ、相手が変わったことで、(レイカーズとの第1戦、)彼はプレーするチャンスがあった。そして彼は準備ができていたので、何本かシュートを決めてくれた。これがプレーオフだ。すべての試合、すべてのシリーズが違うものだ」 

カーが言及したジャマイカル・グリーンは、キングスとのファーストラウンドで7試合中3試合に出場。しかし出場時間は、第3戦の10分以外は、第2️戦が1分、第6戦が4分のみ。ほとんど出番がなかったが、レイカーズとの初戦では8分の出場で3ポイントシュート2本を決め6得点としっかり役割を遂行している。 

指揮官はプレーオフは総力戦だと語り、出番の少ない選手たちにこのように要求している。「すべての選手に、チャンスがいつ来ても大丈夫なように準備をしておいてくれと言っている。1週間、2️週間とベンチに座っていて、突然出番が来るのは簡単なことではない。ただ、それも含めての仕事だ」 

そしてクミンガも貴重な戦力だと続ける。「状況は常に変わる可能性がある。このシリーズもそれは同じだ。ここから彼の出番が増えるかもしれない。だからこそ、しっかり準備をしないといけないんだ」 

レイカーズとの初戦、ウォリアーズはホームで112-117と敗れており、現地5月4日に行われる第2戦はなんとしても勝たないといけない。そのためには、ベンチメンバーが短い出番の中でいかにインパクトを起こせるかは重要であり、クミンガがその役割を担うかもしれない。