2週間後に再評価、プレーオフストレートインに黄色信号
ニックスはジュリアス・ランドルがヒート戦で左足首を捻挫したと発表。ランドルは2週間後に再評価を受け、プレーオフは約2週間後の現地4月15日からスタートするため、ランドルは事実上今シーズンの残り試合を全休することになった。
今シーズンのランドルはここまで平均25.1得点、10.0リバウンド、4.1アシストを記録。今シーズンに平均25.0得点、10.0リバウンド以上を記録しているのは、ランドルの他にジョエル・エンビード(セブンティシクサーズ)、ヤニス・アデトクンボ(バックス)、アンソニー・デイビス(レイカーズ)の3人しかいない。MIPを受賞し、初めてオールスターに選出された2020-21シーズンを超えるパフォーマンスを見せ、東カンファレンス5位につける原動力となっていた。
しかし、残り5試合という状況で6位のネッツとは1.5ゲーム差。油断できない状況が続いている。もし、勝率で並ばれた場合、直接対決の結果でネッツが上にいき、7位のヒートとは4ゲーム差とプレーイン・トーナメント行きの可能性も残っているため、このタイミングでの大黒柱の離脱は痛恨と言える。
ジョシュ・ハートを獲得して以降上向いたニックスだったが、終盤戦で試練が待ち受けていた。エースの不在を乗り切り、2年ぶりのプレーオフ進出となるか。ランドルの回復具合とともに、ニックスの試合結果にも注目が集まる。