島田チェアマン「各チームから特に大きな異論はなかったです」
Bリーグは理事会に関するメディアブリーフィングを行い、新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン改正の方針を報告した。
改正事項は主に以下の5点。
1、入場口での検温の撤廃
2、関係者の会場入退時間記録の撤廃
3、陽性発生時の情報開示基準を原則クラブ判断へ
4、収容率100%における大声許容は政府方針を反映
5、選手スタッフとの直接的身体接触を伴うファンサービスはクラブ判断で解禁
入場口検温
・検温は統一して行なわない
・体調不良者に来場を遠慮いただく周知は継続
・入場要件とせず機材を設置するクラブ判断は尊重
※2020-21シーズン以降2/7開催分までの2,744試合において、入場口での確定検温で入場不可に至ったケースは11件のみ。観戦後にコロナ罹患に至ったケースにおいても、会場内で当該者起因での感染拡大事象はゼロ件
関係者会場入退時間記録
・ コロナ対策観点では撤廃へ
・ クラブの関係者受付管理上の実施は妨げない
情報開示基準
・原則クラブ判断とし、試合成立に影響しうる複数名罹患時とクラスター認定時、社会的影響の危惧がある場合のみ必須へ
※選手スタッフらの個別陽性事象は今後非公開のケースが生じるが、試合エントリー不可時の個人名を用いた情報公開は、継続実施。 ※新型コロナによる試合エントリー不可は過去規定の「Bリーグ Covid-19プロトコル」を運用する想定
収容率100%における大声許容
現状の規定では、収容率100%においては大声なし、収容率50%であれば大声あり、大声なしにおいても一時的な歓声等の範囲にて一部拡張をクラブ毎実施中だったが、1月27日の政府方針改正を反映し、クラブごとに所定の手続き(安全計画策定と自治体確認、チェックリスト作成と公表)により採用を可能に。
身体接触を伴うファンサービス
現状、選手チームスタッフは来場者等に対する「直接的な」身体接触を伴うファンサービスを禁止していたが、マスクの常時着用や長時間の会話を控えること、手指消毒等の対策の徹底を条件にクラブごとの判断で可能に。
島田慎二チェアマンはファンサービス解禁について以下のように補足した。「基本的にどこかでこういう状況を作っていかなければいけない中、収容率100%と大声許容とのセットでの実行を考えていました。クラブの判断によりますが、ルール上はできるようになります。各チームから特に大きな異論はなかったです。あるとするならば、すでにチケットを売り出している試合から実行するのか、これから売り出す試合を対象にするかどうかなどでした」
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