ラトビアが得意とする3×3でイベントを盛り上げ
『LATVIA DAYS 2022 in Shibuya』 はラトビア共和国と日本の友好が昨年で100周年を迎えたことを機に開催された記念イベント。スポーツを通じた世界の人々や地域との交流、スポーツ文化の発展や地域振興、国際交流の推進を目的に開催されている。そして、そのイベントの一環として、12月17日、18日に渋谷ストリーム前稲荷橋広場でU12カテゴリ、大学生カテゴリによる3×3の大会が行われた。また、両日共にラトビアの伝統的な食べ物やグッズの販売などを行う、ラトビアブースも展開した。
『一般社団法人Playfield』が『ラトビア投資開発庁』と行ったこのイベントは、アルバルク東京とのコラボイベント(連携企画)として、12月17日のU12カテゴリで優勝した「江戸川区選抜チーム」と準優勝の「bj ACADEMY JUNIOR」の両チームは18日のアルバルク東京のホームゲームのエキシビジョンマッチとして、Bリーグの試合が行われる国立代々木競技場第一体育館のコートでプレーする機会を得た。
12月18日は一般社団法人関東大学バスケットボール連盟の協力のもと、中央大や日本体育大の一部リーグの大学をはじめ、神奈川大、拓殖大、関東学院大、早稲田大と大学トップレベルの選手が参加した。多くのゲームが点の取り合いとなるハイレベルな展開となり、渋谷駅直結の渋谷ストリームでは、冬の北風が冷たい一日にもかかわらず多くの方が足を止め観戦をしていました。
決勝は「LIONS A」vs「LIONS B」という日本体育大同士の対決に。普段はチームメートということもあり、序盤は和やかな雰囲気を見せるも、試合は徐々にヒートアップ。決勝にふさわしいハイスコアな展開から最後は「LIONS B」がノックアウト勝利となる21点目を沈めて試合終了。国立代々木競技場第一体育館で行われているA東京のホームゲームに負けじと、こちらも熱戦を繰り広げた。
今後もラトビア共和国と日本の友好を深める記念イベントは続々と控えており、ラトビア共和国のスポーツツーリズムに関する観光セミナーが予定されている。日本のスポーツ団体とラトビア共和国のスポーツ団体が、さらなる友好関係を築いていけるよう今後は強化合宿などを合同で行い、関係を深めていく予定だ。
ラトビア共和国は東京オリンピックの男子3×3で優勝した世界ランキング1位の強豪国であり、5人制バスケットボールでは何人ものラトビア出身者がNBAで活躍している。バスケットボールが盛んなラトビア共和国と今後さらに友好関係を深めていき、刺激し合い、切磋琢磨することで、お互いのバスケットボールをさらに押し上げるキッカケになることを願う。