富士通レッドウェーブ

ENEOSサンフラワーズは10連覇達成に向け順調に駒を進める

12月14日に国立代々木第二体育館で皇后杯ファイナルラウンドが開幕し、14日と15日に準々決勝4試合が行われた。リーグ連覇中のトヨタ自動車アンテロープス、皇后杯10連覇を狙うENEOSサンフラワーズ、富士通レッドウェーブ、デンソーアイリスがベスト4進出を果たし、17日に行われる準決勝に挑む。

14日に行われた準々決勝、トヨタ自動車vsトヨタ紡織サンシャインラビッツ戦は、終始ロースコアな展開となったが、川井麻衣が第4クォーターだけで9得点を固めてチームを牽引し、トヨタ自動車が56-51で勝利した。ENEOSvs三菱電機コアラーズ戦は、4本の3ポイントシュート成功を含む21得点を記録した宮崎早織を筆頭に、4選手が2桁得点するなどチームオフェンスが爆発したENEOSが19点差をつけて勝利を収めた。

15日には町田瑠唯を擁する富士通とWリーグ勢以外では10大会ぶりのベスト8進出を果たした東京医療保健大が対戦。第1クォーターは拮抗したものの、第2クォーターになると東京医療保健大がペースをつかみ、第3クォーター残り約7分にはこの試合最大となる13点リード(44-31)を奪った。それでも、ここから富士通もディフェンスのギアを上げ、町田のスティールからのワンマン速攻など、守備からリズムをつかんでいく。そして、このクォーター残り7分間を20-6と圧倒した富士通が51-50と逆転して最終クォーターを迎えた。最終クォーターも一進一退の攻防が続き、残り1分を切ってもどちらが勝つか分からない接戦となったが、Wリーグ勢の意地を見せた富士通が69-67で勝利した。

準々決勝の結果
トヨタ自動車アンテロープス 56-51トヨタ紡織サンシャインラビッツ
ENEOSサンフラワーズ 92-73 三菱電機コアラーズ
東京医療保健大学 67-69 富士通レッドウェーブ
デンソーアイリス 85-42 日立ハイテク クーガーズ

12月17日 準決勝組み合わせ
第1試合(17時開始予定)
トヨタ自動車アンテロープスvsENEOSサンフラワーズ
第2試合(19時開始予定)
富士通 レッドウェーブvsデンソーアイリス
放送
17時からNHK BS1にて生中継

12月18日 決勝 15時 試合開始予定
放送
15時からNHK Eテレにて生中継

配信 バスケットLIVEにてライブ配信(見逃し配信あり)