コービー以来11年ぶり、2試合合計103得点以上を記録したケンバ・ウォーカー

2018/11/21
NBA&海外
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ケンバ・ウォーカー

写真=Getty Images

オールスター先発、オールNBA選出もあり得るほどの活躍

11月17日のセブンティシクサーズ戦でキャリアハイの60得点を決めたホーネッツのケンバ・ウォーカーは、続く19日のセルティックス戦でも43得点の大活躍を見せた。ガードによる2試合で合計103得点以上というスタッツは、2007年に2試合合計110得点を叩き出したコービー・ブライアント以来初めてのこと。絶好調のウォーカーは、平均得点(29.6)でもステフィン・カリー(29.5)を抜いて、NBAのリーディングスコアラーに躍り出た。

117-112で勝利したホームでのセルティックス戦の終盤、ウォーカーはシュートを決めた後、「ここは俺の街だ!」とシャウト。会場のファンも、フランチャイズプレーヤーを『MVP』チャントで称えた。

シーズン開幕前にはトレードの噂、そして契約を満了してフリーエージェントになる来夏に地元ニューヨークの球団であるニックスに移籍する噂が絶えなかったものの、ウォーカーは、一貫してホーネッツとの再契約を希望すると言い続けている。2011年のドラフト全体9位で前身であるボブキャッツから指名されたウォーカーは、セルティックス戦後、NBA選手になるチャンスを与えてくれた球団、そして自分を応援してくれるファンのため、全力を尽くすことをあらためて誓った。

「何度も言っているけれど、自分は毎試合で全力を出し尽くす。それは、この球団と、街のためなんだ」

まだチームの戦績は勝率5割に復帰しただけで、これから来年の4月まで長い戦いが続く。3年ぶりのプレーオフ進出を果たすためには、ウォーカーの負担を軽減させられるスコアラーは絶対に必要だ。ただウォーカーは、疲労を言い訳にするタイプではない。セルティックス戦後にも「疲れは気持ち次第。今のようなプレーをするために、夏の間努力してきた。これが自分の仕事。チームにとって自分が必要な時に、疲れたなんて言っていられない。疲れを理由にしてシュートを外したくはないし、自分を責めたくもない。この時間(試合後)が、疲れを感じられる時だから」と語った。

ウォーカーがここ2試合のペースを維持できるとは思えないが、現在の調子を保てれば、来年2月に本拠地スペクトラム・センターで開催されるオールスターゲームに、先発出場する可能性も見えてくる。また、もしオールNBAチームに選出されれば、オフには最大で5年2億2100万ドル(約249億円)のスーパーマックス契約を手に出来る条件を満たす。

新ヘッドコーチ、ジェームズ・ボレゴによるハイペースなスタイルがフィットし、昨シーズンの平均得点(22.1)から7得点以上も増加させているウォーカーにとって、8年目の今シーズンはキャリアイヤーになるだろう。気の早い話ではあるが、ウォーカー個人のパフォーマンスにチームの戦績も伴ってくれば、MVP候補としても注目されるに違いない。