写真=Getty Images

バックス指揮官「ヤニスにはすごく良いことだ」

2016年秋に引退を表明したケビン・ガーネットが、バックスの練習施設を訪れ、ヤニス・アデトクンボ、クリス・ミドルトンらに指導をしたことが明らかになった。

練習がメディアに公開されたわけではないので、具体的にどんな指導があったのは分からないが、アデトクンボは練習後の取材に応じた際、「KGからは、『強いメンタリティを持つこと、自分のスキルを信じることが重要』と教えられた」とコメント。

指揮官のジェイソン・キッドも取材に応じ、「ヤニスはKGの話をしっかり聞いていた。彼が選手として本当に成長したがっていることの証で、すごく良いことだ」と語っている。

ガーネットのコメントはなかったが、すでに万能性の高いオールラウンダーとしての資質を見せているアデトクンボに、ガーネットのポストムーブが加われば、対戦チームにとってこの上なく厄介な選手に化ける可能性もある。ひょっとすると、稀代の『トラッシュトーカー』としても知られたガーネットが、相手を苛立たせる話術もアデトクンボら若手に指導していたのかもしれない。

ガーネットとマッチアップするアデトクンボ。ガーネットの動きを取り入れ、得点力アップを目指す。