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グリフィンとレディックも来夏フリーエージェントに

今シーズン終了後にフリーエージェントとなるクリス・ポールに対し、現在の所属先であるクリッパーズが5年のマックス契約を提示する可能性が高いと『ESPN』が伝えた。

今シーズン開幕から好調を維持し、12月1日にはディフェンディング王者キャバリアーズに快勝したことからも、クリッパーズは今シーズンの優勝候補となっている。これだけの陣容を長年かけて揃えた以上、壊してしまうのはもったいない。

中でも司令塔ポールの存在は絶対に不可欠。現在リーグと選手会が議論を続けている新たな労使協定の内容にもよるが、クリッパーズはNBA最高のポイントガードに対し、5年総額1億9500万ドル(約221億円)以上の大型契約を提示することになりそうだ。来年32歳になるポールにそれだけの契約を提示するのはリスクも伴うが、ポール本人が「クリッパーズから提示されるオファーにしか関心がない」と語ったとの情報もある。

同じくフリーエージェントとなるブレイク・グリフィンも残留を希望しているという噂もある。ただ、両選手とマックス契約を結んだ場合、こちらもフリーエージェントとなる代えの利かないシャープシューター、JJ・レディックとの契約問題も生じる。全員をチームに残せれば大成功だろうが、まずは今シーズンの成績、パフォーマンス次第で状況も変わっていくだろう。

3人が残るにせよ、もしくは誰かが移籍するにせよ、来年7月、クリッパーズの主力選手の動向が大きな話題になることは間違いない。

インサイドとアウトサイドがバランス良く機能し西カンファレンスの上位をキープ。好調クリッパーズを支える三銃士。