試合結果
活躍選手
B.LEAGUE#LIVE2022 第5節 1st&2ndチーム
B1の1stチーム、ポイントガード枠では横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝が3節続いて選ばれた。ボールを保持する時間が長い選手だがターンオーバー0は脅威の一言。シューティングガード枠は、河村と昨年まで東海大でチームメートだった千葉ジェッツの大倉颯太が初選出。得点こそ平均通りだったが、9アシストと3スティールが光った。スモールフォワード枠はシーズンハイの19得点を挙げた琉球ゴールデンキングスの今村佳太。ディフェンス面でも2スティールを記録し、攻守に渡る活躍が見られた。パワーフォワード枠は、シーホース三河からカイル・オクインが選出。シーズン開幕以降ほとんど入っていなかった3ポイントシュートを2本成功させ、シーズンハイの25得点を記録している。そしてセンター枠には富山グラウジーズのジョシュア・スミス。今節もインサイドで猛威を振るい、初の選出に。今シーズン初めての水曜開催となった第5節の1stチームは、河村以外はフレッシュな顔ぶれが並んだ。
ジョシュア・スミス(富山グラウジーズ)
スミスは、ブライス・ジョンソンとともにインサイドを支配し、28得点13リバウンドと大暴れ。フリースローの成功率が40%だったのが悔やまれるが、フィールドゴールは17本中13本を成功させてチームの得点源となった。また、オフェンスリバウンドを7本奪うなど持ち味を十分に発揮して連敗脱出に貢献。今節のB1ランキング堂々の1位を獲得した。
カイル・オクイン(シーホース三河)
三遠ネオフェニックスに敗れたものの、徐々にチームへ溶け込み存在感を示し出したオクイン。3ポイントシュートを3本中2本成功させて25得点14リバウンドとダブル・ダブルの活躍でB1ランキング2位を獲得。チームの得点源アンソニー・ローレンス二世が欠場の中、しっかりと役割を果たした。今節もチーム最長出場時間を記録しており、先発選手として定着しつつある。
河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)
3節連続で1stチームに選出された河村。横浜BCにとって連敗を止めたい今節では決勝点を挙げ、僅差での勝利に貢献した。連続2桁アシストは7試合でストップとなったものの、21得点2リバウンド7アシスト4スティールの大活躍。今シーズンの平均では、得点が日本人トップの15.6、アシストはリーグトップの11.0、スティールはリーグ3位の2.6と驚きのスタッツを残している。
橋本竜馬(レバンガ北海道)
前節の苦しい連敗から、チームを救う活躍を見せた橋本。3ポイントシュートを6本中3本成功させ、その成功率は54.5%でB1ランキング堂々の1位。昨シーズンではほとんどベンチスタートだったが、今シーズンは全試合で先発出場していることからも好調さが伺える。15得点5アシストとスタッツ面での活躍はもちろん、40分間チームを引っ張り続けるキャプテンとしての姿勢は、北海道にとってなくてはならない存在だ。
ドウェイン・エバンス(広島ドラゴンフライズ)
昨シーズンまで所属していた琉球との初対戦で、広島の勝利に貢献したエバンス。前節まで3試合連続で20得点以上と得点力を発揮しており、今節も23得点6リバウンド7アシスト2スティールと大活躍。第4クォーターに得点を量産した前節の2試合と同じく、今節も後半だけで17得点5アシストと爆発。大事な場面で無類の勝負強さを見せて、試合終盤に強い琉球に追随を許さなかった。
太田敦也(三遠ネオフェニックス)
スタッツに表れないところで活躍したベテランの太田をピックアップしたい。川崎に連勝して勢いに乗る三河を撃破し、バイウィーク前の中地区首位キープに大きく貢献。アイゼイア・ヒックスのファウルトラブルによってプレータイムが伸びた節もあるが、今シーズン最長となる25分24秒の中で、三河のインサイド陣に負けないディフェンスを見せた。太田の活躍次第で、ポイントガードのカイル・コリンズワースのプレータイムが増減するため、今後も鍵となる存在だ。
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