アデトクンボは今シーズン2回目のトリプル・ダブル
11月4日のキングス戦後、バックスのヤニス・アデトクンボは、自身にとって今シーズン2回目のトリプル・ダブル達成についてではなく、チームメートに対する信頼を口にした。
「自分がボールを運ぶと、彼らがオープンでいてくれるからパスを出す。そうすると、シュートを決めてくれるんだ。これからもチームのみんなを信頼し続ける」
Giannis (26 PTS, 15 REB, 11 AST) records his 2nd triple-double of the season to lift the @Bucks over SAC at home! #FearTheDeer pic.twitter.com/0lYSqzd76G
— NBA (@NBA) 2018年11月4日
バックスは、26得点15リバウンド11アシストの大活躍だったアデトクンボを筆頭に、8選手(エリック・ブレッドソーが17得点、アーサン・イリヤソバが15得点、マルコム・ブログドンとパット・カナトンがそれぞれ13得点、クリス・ミドルトンとトニー・スネルがそれぞれ12得点、ジョン・ヘンソンが10得点)が二桁得点を記録。3ポイントシュート成功数(22)と試投数(56)も球団新記録に達し、5連勝中のキングスであっても寄せ付けず、144-109で圧勝した。
「コーチ(マイク・ブーデンホルザー)からは、プレーを決めて、チームメートを探す役割を与えてもらえている。これからもそれを続けるよ」というアデトクンボのコメントが指し示すように、今のバックスは、攻守ともに高いレベルでバランスが取れている。
3ポイントシュート成功数(15.6)とリバウンド(54.4)はリーグ1位で、平均得点(121.9)とアシスト(26.4)は同2位。100ポゼッションあたりの平均失点もリーグ2位の100.1点で、今のところ弱点は少ない。これだけのスタッツを残せているのだから、開幕から9試合を終えて球団ベストの8勝1敗という戦績にも納得がいく。
次戦からはロード連戦が待ち受ける。今後1週間で西カンファレンスの強豪トレイルブレイザーズ、ウォリアーズ、ナゲッツと対戦する日程は、チームの現在地を理解する上で格好のテストになるだろう。今回の遠征で勝ち越すことができれば、チームの勢いはさらに増していくだろう。
The @Bucks knock down a franchise-record 22 3-pointers in the victory at home! #FearTheDeer pic.twitter.com/gzjTLbRe5D
— NBA (@NBA) 2018年11月4日