ディアンドレ・エイトン

昨シーズン最後の試合終了後、指揮官と会話をしなかったことを明かして話題に

サンズのディアンドレ・エイトンは、指揮官モンティ・ウィリアムズとの関係について、わだかまりはないと地元紙『アリゾナ・リパブリック』の取材で語った。

これは数週間前に行われたメディアデイでのエイトンの発言から来たものだ。メディアデイでエイトンは、昨シーズン最後の試合となったマーベリックスとのカンファレンスセミファイナル第7戦の終了後に、ウィリアムズと全く話をしなかったと明かした。

この第7戦、エイトンはわずか17分27秒と出場時間を大きく減らしており、起用法を巡った不協和音が囁かれていた。さらにエイトンは今オフにサンズと契約延長で合意したが、サンズは彼が望むマックス契約を提示しなかった。そして、制限付きフリーエージェントとなったエイトンがペイサーズと合意した4年1億3300万ドル(約193億3700万円)と同額を提示して彼を引き留めた。こういった経緯から、エイトンの発言はいまだにチーム首脳陣との間に問題があることを匂わせていた。

しかし、エイトンは同紙の取材で「すべてがいつも通りに戻っている」と、現在は問題がないことを強調した。「正直に言って、これまでと何も変わっていない。メディアデイでの発言に関しては、無頓着だったかもしれない。つまらない話をしないように意識したら裏目に出てしまった。でも、俺から特に何かを言うことはないよ。俺が知っているのは、みんなここで働いているということ。トレーニングキャンプではお互いにやりあっていて、コーチはそれを気に入っているんだ」

2018年ドラフト全体1位のエイトンは、昨シーズンは58試合に出場して平均17.2得点、10.2リバウンドを記録した。紆余曲折はあったにせよ引き続きサンズの主力選手であることに変わりはなく、ここからはコート上でのパフォーマンスで話題になってほしい。