ディフェンスが崩壊しているロケッツ、開幕5試合を終えて1勝4敗の大スランプ

2018/10/27
NBA&海外
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ロケッツ

写真=Getty Images

懸念されていた守備力低下を露呈

昨シーズンの西カンファレンスを首位で通過したロケッツの歯車が噛み合っていない。10月26日にホームで行なわれたクリッパーズ戦では、昨年クリス・ポールを獲得した際に放出したモントレズ・ハレルにキャリアハイの30得点を許し、113-133で敗れた。

昨シーズンとの大きな違いは、ホームで勝てていないことだ。昨シーズンは西で最多となる34勝7敗をマークしたトヨタ・センターで、今シーズンのチームは早くも3敗を喫しているばかりか、いずれの敗戦も二桁得点差をつけられての完敗となっている。

特に深刻な問題は、リーグ25位(118.8点)に低迷してるディフェンスにある。トレバー・アリーザ、ルーク・バー・ア・ムーテの退団による守備の弱体化は懸念されていたものの、指揮官のマイク・ダントーニは「チームのディフェンスは酷い」と嘆く。「次の試合までの2日間で対応しないといけない。継続性が感じられない。自分たちで墓穴を掘ってしまっているのだから、なんとかしないといけない」

レイカーズ戦での乱闘による出場停止処分が明けて復帰したクリス・ポールも「戦術ボードを使って、ベストな解決法を見つけないといけない」と語った。

昨シーズンのロケッツは、守備が機能しなくても最大の武器である3ポイントシュートから活路を見出し、大差を跳ね除け逆転した試合も少なくなかった。しかし、この日はオフェンスも小康状態で、第3クォーター終盤から第4クォーター序盤にかけてはカーメロ・アンソニーのフリースローでしか点を決められなかった。

それでもポールは「昨シーズンと今シーズンのチームの比較は出来ない」と言う。「今のチームは今のチーム。チームのアイデンティティを確立させないといけない。誰よりも自分がそうだけれど、もっと良いプレーをしないといけない」

唯一の救いは、まだシーズン序盤ということ。だが、この状態が今後も続くようなら、何か手を打たなければならなくなる。ロケッツに黄色信号が灯っている。