バスケ女子日本代表、チームの生命線である3ポイントシュートが当たらずに苦戦するも固い守備を貫いてラトビアに勝利

バスケ女子日本代表、チームの生命線である3ポイントシュートが当たらずに苦戦するも固い守備を貫いてラトビアに勝利

2022/08/11 16:59
女子日本代表

ラトビアから33ターンオーバーを奪う堅守を披露

9月下旬にオーストラリアで行われる『女子ワールドカップ2022』に挑むバスケットボール女子日本代表は、国内では最後となるラトビア代表との国際強化試合『三井不動産カップ2022(宮城大会)』を8月11日と12日にゼビオアリーナ仙台で行う。

本日行われた第1戦、日本の先発は、安間志織、赤穂ひまわり、馬瓜ステファニー、オコエ桃仁花、髙田真希の5人。先制点はラトビアに3ポイントシュートを許したが、日本もオフェンスリバウンドで食らいつき、安間がドライブを決める。さらに続くポゼッションでも髙田のディフェンスリバウンドから安間が前を走るステファニーへロングパスを送り理想的な形で得点へ繋いだ。序盤は一発でシュートを決めきれない場面も目立ったが、髙田を中心にオフェンスリバウンドを繋ぐことで、セカンドチャンスをモノにしていく。ディフェンスでもバックコート陣が高い位置からプレッシャーをかけて、スティールからの速攻など、日本らしいバスケを展開。中でも安間はハードな守備にボールプッシュ、さらに自らドライブやジャンプシュートを決め、見事なゲームメークを見せた。

それでも日本はパスミスなどのイージーミスがあり拮抗した展開に。しかし、10-11で迎えた残り4分、日本はコートに出ている5人全員が交代すると、渡嘉敷来夢がインサイドで強気の攻めを見せれば、東藤なな子が足を使った固い守備に、オフェンスではバスケット・カウントを決めて日本に勢いを与える。平下愛佳もスティールからのワンマン速攻やハーフコートでもしっかりカバーに入ってシュートを打たせないなど存在感を発揮。日本が第1クォーターを22-16とリードして終えた。

第1クォーターに続き、ペイントアタックからのキックアウトなどで良いシチュエーションを作れてはいるものの、第2クォーター残り4分半になってもここまで放った3ポイントシュートが14本すべて失敗と苦しい状況が続く。3ポイントシュートが入らず相手をなかなか突き離せないが、ハードな守備で失点を抑えリードを保つと、途中から入った安間が積極的なアタックで相手ディフェンスを掻き乱し、渡嘉敷が東藤や安間との合わせを決めて30-22と逃げる。そして、残り1分50秒で宮澤夕貴がこの試合初となる3ポイントシュートを決めて、39-28で前半を終えた。

日本は前半の3ポイントシュート成功率が6.3%(16本中1本成功)と苦戦。それでも全員が積極的にアタックし、セカンドチャンスに繋ぐことで2ポイントシュートは76.2%(21本中16本成功)と高確率で決めた。また、ラトビアから14本ものターンオーバーを誘発したりと、ハードな守備を貫くことで相手に主導権を渡さずにリードを保った。

迎えた後半、日本は前から当たり山本がスティールして得点へ繋ぐ。さらに、固い守備からの走るバスケットを展開すると、本橋菜子がチームで2本目となる3ポイントシュートを決めれば、赤穂もゴール下を沈めて、47-30とリードを広げた。ラトビアのゾーンディフェンスに対しても、日本は慌てることなく、人とボールが連動して動くことでシュートチャンスを作り出す。最終クォーターも日本はタイムシェアを行いつつ、いろいろなディフェンスパターンを披露して相手を苦しめる。また、ここまでは当たらなかった3ポイントシュートもようやく入るようになり、最終スコア83-54で勝利した。

渡嘉敷が3ポイントシュート1本成功を含むチームハイの15得点と5リバウンド2アシスト1スティール1ブロックを記録。他にも本橋が3ポイントシュート4本中3本成功の10得点、平下が4得点6リバウンド4アシスト6スティールを記録した。チームでもラトビアから33本のターンオーバーを誘発し(日本は7ターンオーバー)、ファストブレイクポイントでも28-3と大差を付けての勝利となった。

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