サージ・イバカ

ポーティスとの契約延長、イングルス獲得とインサイド陣を整備

バックスがベテランセンターのサージ・イバカと1年の再契約で合意したと『The Athletic』が報じている。

イバカは昨シーズンのトレード期限最終日にクリッパーズから加入し、バックスでは19試合に出場して平均7.0得点、5.3リバウンドを記録していたが、首脳陣の信頼を得るまでには至らなかった。レギュラーシーズンは故障でわずか13試合出場だったブルック・ロペスが復帰したこともあり、肝心のプレーオフでは6試合に出場し、1試合の平均プレータイムが3.7分とローテーションから完全に外れていた。ただ、それでも経験豊富なベテランならではのリーダーシップ、若手のメンターとしての貢献も評価され、今回の契約延長に繋がった。

32歳のイバカは、かつてオールディフェンシブファーストチームに3度選出された実績の持ち主だ。近年は背中の故障もあってコンディション維持に苦しんでいたが、新シーズンは王座奪還を目指すバックスで復活に挑戦する。

今オフのバックスは、ここまでフリーエージェントになっていたボビー・ポーティスと4年4900万ドル(約66億7800万円)で契約延長している。昨シーズン1試合平均14.6得点、9.1リバウンドと自己ベストのシーズンを送った27歳ビッグマンの引き留め成功に加えて、ウェスリー・マシューズ、ジェボン・カーターの両ガードとも再契約した。他には新戦力として長らくジャズで活躍していたベテランフォワードのジョー・イングルスを1年契約で獲得したと報じられている。