ジェイレン・ブラウン

「自分とジェイソンがチームの全員の意識を高めている」

セルティックスのジェイレン・ブラウンは、ウォリアーズとのNBAファイナルで得点力だけでなく、プレーメーク、そしてディフェンスでも高く評価されている。

エースのジェイソン・テイタムとともに攻守両面でチームを引っ張るプレーの影響について、ブラウンは「自分とジェイソンがチームの全員の意識を高めている」と、現地6月9日の練習後に語った。「攻守両面のプレーをこなすのが自分達。それはシーズンを通して変わらない。チームの全員が、チームのプレーの色を決める。誰がコートに立っても、攻守両面で貢献しないといけない。それがチーム全員へのメッセージにもなる。ペイトン(プリチャード)、グラント(ウィリアムズ)、アーロン(ネスミス)、誰が試合に出ても、自分達は全員の力を信じている」

「もちろん、自分とジェイソンがチームの全員の意識を高めている。自分達がやっていれば、他の選手もやらないといけないという気持ちになる。これをシーズン中もやってきたから、やり続けないといけない」

指揮官のイメイ・ユドカから、116-100で勝利した第3戦で、プレーメーカーとしてのパフォーマンスを称賛されたと聞いたブラウンは「経験が大きい」と答えた。「今シーズンはボールを預かる機会が多かった。イメイからも言われていたことだったし、これまではボールを預かる機会も大分少なかったと思う。イメイから信頼してもらえてうれしいよ」

「何よりも経験から教わるところが大きい。実際に体験することで学習できる。シーズンを通してやってきたことが、プレーオフでも生きている。イメイのおかげだね」