経験豊富なダントーニ、ネッツを再建させたアトキンソン
今シーズンのホーネッツは43勝39敗と勝ち越したが、プレーイン・トーナメントでホークスに敗れ、6シーズン連続でプレーオフ進出を逃した。そして、クラブは昨年の8月に複数年契約を結んだ指揮官ジェームズ・ボレーゴを解任した。
そして、ホーネッツはヘッドコーチ探しを続けていたが、マイク・ダントーニとケニー・アトキンソンの2人に絞られたようだ。2人はすでにGMのミッチ・カプチャックを含む経営陣と2度のミーティングを行っており、オーナーのマイケル・ジョーダンが2人と面談する予定だと『ESPN』が報じた。
ダントーニはサンズやロケッツなど5チームでヘッドコーチを務めた経験を持ち、サンズ時代とロケッツ時代に最優秀コーチ賞を受賞し、通算672勝527敗を記録している。昨シーズンはネッツでアシスタントコーチを務め、退任後はペリカンズのコーチングアドバイザーとなっていた。
アトキンソンは2008-09シーズンにニックスのアシスタントコーチに就任し、コーチングキャリアをスタートさせた。ホークスでもアシスタントコーチを経験し、2016-17シーズンからネッツのヘッドコーチに就任した。当時のネッツは『史上最も再建が難しいチーム』と考えられていたが、ハードワークを浸透させ、プレーオフ争いをするチームへと引き上げた。昨シーズンはクリッパーズ、そして今シーズンはウォリアーズでアシスタントコーチを務めた。
ホーネッツはラメロ・ボールやマイルズ・ブリッジズなど若手有望株が多い。オフェンスの構築に定評のあるダントーニとネッツを再建させたアトキンソン、ジョーダンはどちらを選択するか。