「自分達のペースでプレーしないといけない」
セルティックスのアル・ホーフォードは、ウォリアーズとのNBAファイナル第1戦で8本中6本の3ポイントシュートを成功させ、チーム最多の26得点を記録して勝利に貢献した。ところが、続く第2戦ではウォリアーズのディフェンスの前に1本も3ポイントシュートを打たせてもらえず、わずか2得点と低調なパフォーマンスに終わった。
88-107で敗れた第2戦後の会見で、ホーフォードは「相手のディフェンスも前回より良かった。ゴール周辺でイージーなシュートを外してしまった。自分自身もペイント内でのプレーを改善させないといけない。次の試合では、今日より良いプレーをしてみせる」と、試合を振り返った。
そして「オフェンス時にボールを回せていなかったように感じる」と、第1戦との違いについて語った。「どういうわけか、今日の試合ではゴールに向かってアタックする傾向があった。それに相手も、第1戦より自分に張り付いていた。たしかに1本も(3ポイントシュートを)打てなかったし、そのチャンスもなかった。それだけ相手の対策が効いていたということ。違う形でインパクトを残さないといけない。第3戦ではやってみせる」
第2戦後の会見で、「チームメートからのキックアウトが少なかったのでは?」と指摘されたホーフォードは「試合映像を見直さないと答えられない」としつつ、「今言えるのは、もっとボールを動かさないといけないということ」と答えた。「自分達のペースでプレーしないといけない。自分達のペースでドライブを仕掛けてキックする。それができている時こそ、ベストな状態なんだ」
第1戦と第2戦では、ターンオーバーの数にも違いが見られた。勝利した第1戦では12ターンオーバーだったのに対して、敗れた第2戦では18ターンオーバーだった。ホーフォードは当然のように「勝つためには減らさないといけない」と話した。
「これまでのシリーズでも起こっている現象で、勝った試合ではターンオーバーが少ない。ところが負けた試合では、ターンオーバーが非常に多くなる。これは、個人的にも見直して、どうすれば改善できるか考えないといけない。改善はできる。勝つためには減らさないといけない」