杉本天昇

「その得点能力の高さは誰もが認める選手です」

新潟アルビレックスBBが杉本天昇の獲得を発表した。

現在23歳の杉本は186cm86kgのシューティングガード。土浦日大高時代から世代トップクラスの得点能力を発揮し、日本大学では1年次からチームの主力としてプレーしている。これまでに八村塁とともにU19ワールドカップに参加したり、U23の3×3日本代表に選出されるなど様々な舞台を経験してきた。

2019年に特別指定選手としてレバンガ北海道でBリーグデビューを飾ると、翌シーズンは同じく特別指定選手として群馬クレインサンダーズに加入した。しかし、シーズン中盤に左膝前十字靭帯断裂、左膝内外側半月板損傷で全治9カ月の重傷を負った。今シーズンも群馬でプレーしたが、ケガの影響もあり、18試合に出場して0.9得点0.4アシストに留まった。

杉本はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「昨年は大きなケガもあり、思うようなパフォーマンスを見せることができなかったにも関わらず、このような機会をいただいたことに感謝しています。自分の持ち味であるシュートとチームを勢いづけるプレーと元気でチームにいい影響を与えたいです。Bリーグでも有名なオレンジブースターの皆さんのご声援を感じながら、プレーできることを楽しみにしています。会場で是非手を振ってください」

代表取締役社長の川上明も以下のコメントを発表し、期待を寄せている。「アンダーカテゴリーの日本代表として、アジア、そして世界の舞台に立ち、その得点能力の高さは誰もが認める選手です。昨年大きな怪我をしてしまいましたが、既に完治し、新たな舞台であるアオーレ長岡で大輪の花を咲かせて欲しいと思っています。スリーポイントラインより1m離れたところからでも楽々と決めてしまうディープスリーと、アグレッシブにゴールにアタックして得点するプレーは、新潟アルビレックスBBブースターの心を熱くしてくれること間違いありません。杉本選手への熱いブーストをよろしくお願いします」