「イージーなのはウチらしくない 。マイアミに移動して、第7戦に勝ちに行く 」
セルティックスは、ホームで行われたヒートとのプレーオフ東カンファレンスファイナル第6戦で12年ぶりのNBAファイナル進出を決めるチャンスを得たが、プレーオフキャリアハイの47得点を記録したジミー・バトラーを抑えられず、103-111で敗れた。
今シリーズも残すところあと1試合のみで、現地5月29日にマイアミで行われる『GAME7』の勝者がファイナルに勝ち進む。
ファーストラウンドこそネッツを相手にスウィープ(無傷の4勝0敗)で勝ち上がったセルティックスだったが、ディフェンディング王者バックスと激突したカンファレンスセミファイナルも最終『GAME7』までもつれる死闘だった。
セルティックスのデリック・ホワイトは「イージーなのはウチらしくない」と、2シリーズ続けての第7戦を歓迎している。ホワイトは第6戦後「この結果に腹は立っているけど、イージーなのはウチらしくない。飛行機でマイアミに移動して、第7戦に勝ちに行く。これまでも第7戦は経験しているし、チームの力に自信がある」と語った。
『GAME7』を苦にしていないのは、指揮官イメイ・ユドカも同じだ。ユドカは、敵地で開催された第2戦、第5戦での勝利を例に挙げ「ポジティブな傾向」と第6戦後に話した。「我々はクローズアウトゲームの『GAME7』に勝ったし、マイアミでも2勝しているから、これはポジティブな傾向だ。敵地でも勝てる」
「ただ、そのためには今日の試合よりハードにプレーしないといけない。ハードにプレーできていると実感していても、攻守両面でだらしないプレーをしてしまって、目の前にあるアドバンテージを生かしきれなかった。敵地で今日のようなプレーはできない。もっと良い形で試合に入って、フィジカルを生かして最後まで良いプレーを維持しないといけない」