ケボン・ルーニーを警戒「彼は過小評価されている」
現地5月22日、マーベリックスはホームでウォリアーズとのプレーオフ西カンファレンスファイナル第3戦に挑んだが、100-109で敗れた。
第1戦から3連敗を喫したマブスは、もう負けられない状況に追い詰められてしまった。第2戦での42得点に続いて第3戦でも40得点を記録したルカ・ドンチッチは、敗因の一つとしてリバウンドを挙げた。「セカンドチャンスからの得点もそうだけど、実際にはこれまでの3試合すべてでリバウンドで差を付けられている。これが大きな違いだ」
ドンチッチは「まだシリーズは終わっていない」としながらも、「ウォリアーズはあらゆる部分で相手にイージーなプレーを許さないチーム。だから簡単ではない」と、現地24日に行われる第4戦についても語った。「ウォリアーズは素晴らしいプレーをしている。全員がそれぞれの役割を理解していて、まとまっている。長く一緒にプレーしているメンバーが多いし、良いプレーをしている。だから第4戦も難しい試合になる。これまでの3試合もすごく大変だった」
プレーオフでドンチッチが40得点超えをマークした試合は過去に8試合あるが、その戦績は2勝6敗となっている。強豪相手に勝利を収めるための個人とチームのバランスを見いだすことを聞かれた彼は「分かっていればやっている。僕は今も学んでいる最中なんだ」と答えた。
「今日は第2クォーターまでは良くなくて、それは僕の責任。でも、僕だって学習しているところなんだ。どういう結果になっても、シーズンが終わった後で振り返って、そこから多くを吸収できる。これは、僕にとってもNBAで初のカンファレンスファイナルで、僕はまだ23歳。まだまだ学ぶことはたくさんある」
第4戦に向けた改善点について、ドンチッチはケボン・ルーニー対策を挙げた。「リバウンドを格段に改善しないといけない。もっとフィジカルなプレーが必要だし、ルーニーと対峙するのは本当に大変なんだ。彼は本当に素晴らしい選手なのに、過小評価されていると思う。誰も彼を話題にしないけど、素晴らしい仕事を続けていて、彼を相手にするのは大変なことだ。力強いし、ウォリアーズを助けていて、素晴らしいロールプレーヤー。彼とのボックスアウトに関しても、もっと良い対応が必要だ」