ジェイソン・テイタム

直近6シーズンで4回目のカンファレンスファイナル進出

現地5月15日に行われたプレーオフ東カンファレンスセミファイナル、バックスvsセルティックスの第7戦は、22本(55本中)の3ポイントシュートを決めたセルティックスが109-81で勝利し、カンファレンスファイナルに勝ち上がった。

前半こそバックスの時間帯になりかけたものの、ホームで『GAME7』をプレーする機会に恵まれたセルティックスは、7本(18本中)の3ポイントシュートを含む自己最多の27得点を記録したグラント・ウィリアムズを中心に後半を61-38で圧倒し、ここ6シーズンで4回目のカンファレンスファイナル進出を決めた。セルティックスはウィリアムズの他、ジェイソン・テイタムが23得点6リバウンド8アシスト、ジェイレン・ブラウンが19得点8リバウンド、マーカス・スマートが11得点7リバウンド10アシストで勝利に貢献した。

エースのテイタムは、この日のウィリアムズや第4戦でプレーオフキャリアハイとなる30得点を記録したアル・ホーフォードなど、今シリーズ中に複数の選手が活躍した件について「ステップアップしてチームの勝利に貢献する選手も出てくる」と語った。「これはチームスポーツ。プレーオフでは同じ相手と7試合続けて戦うこともある。相手もこっちも、お互いの特徴や長所を理解している。だから自分が好きなように、自由にプレーできないこともある。試合ごとに活躍する選手が変わるし、ステップアップしてチームの勝利に貢献する選手も出てくる」

第5戦まで終えて2勝3敗からの逆転勝利については「チームの力、自分が取り組んできたことを信じていた」とコメントしている。「バックスのような素晴らしいチームに追い詰められて、勝たないといけない試合に直面して興奮していた。第5戦に負けたのは悔しかったけど、目の前のチャレンジが楽しみでもあった。自分とチームの力を信じていたからね」

セルティックスにとって2年ぶりのカンファレンスファイナルは、一昨年に敗れたヒートとの再戦になる。テイタムは「バックスと同様に、フィジカルでしっかり統制されたチームとの対戦になる。彼らとは2年前のカンファレンスファイナルで対戦した。楽しみだよ。また同じステージに立てて、目の前の困難を乗り越える機会をもらえた」とヒートとのシリーズについて語った。