ジェイソン・テイタム

2018年にボストンでの『GAME7』に敗れたアデトクンボ「異質な雰囲気」

セルティックスがバックスとのプレーオフ東カンファレンスセミファイナル第6戦に勝利したことで、ボストンでの『GAME7』開催が決まった。

セルティックス公式ホームページによれば、ホームでのプレーオフシリーズ第7戦は過去に25試合開催され、セルティックスが20勝しているという。レイカーズと並びリーグ歴代最多優勝回数(17)を誇るセルティックスの本拠地TDガーデンでの『GAME7』は、他の会場での第7戦とは雰囲気が異なるのかもしれない。

今回の相手であるバックスは、2018年のファーストラウンドでセルティックスと対戦し、TDガーデンでの第7戦に敗れた。当時の『GAME7』に出場したヤニス・アデトクンボは、第6戦後の会見で「あの時は自分たちのベストを発揮できなかった。ただ、あの経験から学ばせてもらったよ。異質な雰囲気で、ボールが重たく感じるんだ」と、4年前の対戦を振り返った。

今シリーズの第6戦で46得点の大活躍だったジェイソン・テイタムは、ホームでの第7戦開催を「最高」と喜んだ。「ウチのホームはNBAで最高の雰囲気。それに『GAME7』は最高の試合だから、心から楽しみにしている。第6戦に勝てたことでホームに戻るチャンスを手にできた。生きるか死ぬかの戦いになる」

さらにテイタムは「楽しい試合になる」とも語った。「バスケットボールにおいて最も大きな舞台の一つだから、楽しい試合になる。つまるところ、自分たちがいかに試合を楽しめるかが重要になる」

チーム在籍8年目のマーカス・スマートは「大きな歓声が後押ししてくれる」と、ホームでの決着戦についてコメントしている。「これまでにボストンでの第7戦を何度か経験している。ボストンでの『GAME7』を敵地側として経験したいチームなんていない」