「NBAのプレーオフ、大きな舞台でプレーすることを夢見てきた」
ディフェンディング王者のバックスは、東カンファレンス2位のセルティックスとのカンファレンスセミファイナル第2戦までを終えて、1勝1敗のイーブンとしている。
第3戦からはホームのミルウォーキーに戻って行われるため、バックスにとって有利な状況で戦える。ボビー・ポーティスは「試合を重ねるごとに修正しないといけない」と、現地5日の練習後に語った。「これがシリーズだ。出場する全選手の力が引き出されるもので、意志の強さや辛抱強さが試される。それに厳しい状況に直面した時こそ、チームとしてのまとまりや絆の強さも試される。倒れてしまうのか、踏みとどまって戦うかも試されるのがシリーズというものだ」
ポーティスは「挽回する力が問われる」とも主張し、次戦からの心構えについてもこう続けた。「プレーできない選手が出てしまったら、違う選手が立ち上がる。ウチは異なるラインナップで戦えるし、困難な状況に直面してもチーム一丸となって戦える。どんな人生だって、辛い状況や問題を抱えることはある。そういう時にどう反応するかが大事。自分たちのベストが引き出されるのと同時に、非常に競争力のある選手と対戦できるのだから楽しいものさ。セルティックスはまさにそういうチームで、1番から5番までスイッチできて、ウチの壁になれることを証明した。次の試合まで数日空いているから、しっかり準備して臨みたい」
「次の試合からは、ウチがホームコートを守る番。しっかり身体を休めて準備を整える。それがオフコートでやるべきことだし、オンコートでもゲームプランに従って、チームに与えられた役割をこなしてチームの勝利に貢献しないといけない。そういう修正が必要だけど、大変だとは思わない。この週末には大きなチャンスが待っているからね。全員が努力してきた。NBAのプレーオフ、大きな舞台でプレーすることを夢見てきたんだ。あとはやるだけさ」