ザック・ラビーン

現在ブルズは1勝3敗と崖っぷち状態

現地4月25日、ブルズはザック・ラビーンが健康安全プロトコル入りし、26日に行われるバックスとのプレーオフファーストラウンド第5戦への出場が『questionable』(疑わしい)と発表した。

クラブによるとラビーンは第5戦の前に検査を受ける予定とのこと。しかし、指揮官ビリー・ドノバンは、火曜日の朝からラビーンの体調が良くなく、第5戦が行われるミルウォーキーにはチームと一緒に向かわないと明かした。

東カンファレンス6位でプレーオフに進出したブルズは、東3位のバックスとファーストラウンドで対戦。第2戦はブルズが勝利したものの、現在4試合を終えて1勝3敗と崖っぷちに追い込まれている。

レギュラーシーズンで出場した67試合すべてで先発を務めたラビーンは、平均24.4得点、4.6リバウンド、4.5アシストを記録。キャリア初のプレーオフでも、ここまで平均38.3分のプレータイムで19.3得点、5.3リバウンド、6.0アシストをマークしてきた。

チームメートのデマー・デローザンは「最悪だ」と火曜日の練習後に語った。「バスケット以前に、これは健康面のことだ。彼にとっても、そして僕たちにとっても、彼と一緒にプレーできないなんて最悪だよ。彼がどんな気持ちなのか、僕には想像もつかない。でも今、一番重要なことは、彼が健康で戻ってくることだ」

ブルズはラビーンだけでなく、司令塔のアレックス・カルーソも第4戦で顔を負傷して脳震盪プロトコル入りした影響で、現在も第5戦の出場ステータスが『day-to-day』(その日次第)となっている。

5年ぶりにプレーオフ進出を果たしたブルズだが、ファーストラウンド突破に向けて厳しい状況となっている。