写真=Getty Images
「俺がいなきゃ勝てないんだろ!」と大声を浴びせる
ティンバーウルブズにトレードを要求したジミー・バトラーが、10月10日のチーム練習に参加した。しかし、チームに戻って来たことよりも、その言動の方が話題になっている。
『ESPN』によれば、バトラーは練習中、指揮官のトム・シボドーやチームメートに攻撃的な言葉を浴びせ、スコット・レイデンGMには「俺が必要なんだろ。俺がいなきゃ勝てないんだろ!」と大きな声で叫んだという。
この日の練習後、『ESPN』に今の状況を質問されたバトラーは、「報道されている大半が事実」と認めた。だが、その上で「僕はしばらく大好きなバスケットボールをプレーしていなかった。それで感情的になってしまっていた。ある瞬間、感情が表に出てしまったんだ。決して正しい行動だったとは思っていない。でも、競い合っている時に自分を抑制することはできない。それが、ありのままの自分なんだ」とも釈明している。
練習後、バトラーの態度について聞かれたジェフ・ティーグは「そこまで大事ではない。自分はリーグで10年プレーしていて、チーム内でいろんなことを経験してきた。これもその一つであって、混乱するようなことではないよ。他の選手は困惑したかもしれないけれどね」とコメント。
バトラーの去就について聞かれると「僕はジミーが大好きだ」と答えた。「彼のエネルギーは素晴らしいし、人間性も良い。僕は誰とだってうまくやれる。どういう状況にだって対応できる。彼は友人だしね」
ウルブズは、ヒートとトレードに関して交渉を進めていたものの、成立する見通しは立っていない。このままトレードが成立しなければ、バトラーは、ウルブズの選手として2018-19シーズン開幕を迎えることになる。