ジェイレン・ブランソン

プレーオフで40得点超え0ターンオーバーはブランソンが球団初

現地4月18日に行われたプレーオフファーストラウンド、ジャズvsマーベリックスの第2戦は、ジェイレン・ブランソンがキャリアハイの41得点、マキシ・クレーバーがベンチから11本中8本の3ポイントシュートを含む25得点を記録し、マブスが110-104で勝利した。

マブスは第1戦を落としたものの、プレーオフ球団新記録となる22本の3ポイントシュートを成功させて一矢報いた。シリーズ戦績は1勝1敗となり、第3戦からはジャズの本拠地ソルトレイクシティで行われる。

試合開始からフィールドゴールを5本連続で成功させたブランソンは、試合後のインタビューで「ファンが求めていたホームでの勝利」と語った。負傷欠場中のルカ・ドンチッチに代わってチームを引っ張っているブランソンは「自分自身のプレーを心がけて、チームメートのチャンスも作ろうとしている」とコメントした。「ルカは素晴らしい選手だけど、彼がコートでプレーしていても、プレーできない時でも僕のメンタリティーは変わらない。同じ意識でプレーしないといけないんだ」

球団史上初となるプレーオフの試合で40得点超えに加えて0ターンオーバーを達成したブランソンは「今日は素晴らしい勝利だったけど、今日の結果は忘れて次に向かわないといけない」と、すでに気持ちを切り替えている。「まだまだ先は長い。今日の勝利がきっかけになり得るけど、改善しないといけない部分は多い」

レギュラーシーズン最終戦で左ふくらはぎを痛めたドンチッチの復帰時期は未定だが、ブランソンは「ルカは多くを背負ってプレーしているから、僕たちがプレーを決めて負担を軽くしてあげないといけない」と言う。一日でも早く復帰したいと考えているドンチッチについて、ブランソンは「ルカは競技者で、プレーしたくてたまらない気持ちだと思う。でも、今は時間を取ってもらいたい」と答えた。

「彼はチームメートをがっかりさせまいとするだろうけど、本人にとってベストな判断を下してもらいたい。今の彼の状態は分からない。でも、プレーしたがっている彼の気持ちを僕たちが抑えないといけない」