プレーイン・トーナメントでは8位のキャバリアーズと対戦
現地4月10日に行われたペイサーズvsネッツの一戦は、カイリー・アービングが35得点7リバウンド5アシスト、ケビン・デュラントがキャリアハイの16アシストを含むトリプル・ダブル(20得点10リバウンド16アシスト)を記録し、ネッツが134-126で勝利した。
4連勝でレギュラーシーズンを締めくくったネッツは44勝38敗で東カンファレンス7位に浮上。現地12日に予定されているプレーイン・トーナメントでは、東8位のキャバリアーズと対戦する。キャブズもネッツと同じ44勝38敗でシーズンを終えたが、シーズンシリーズの対戦成績(3勝1敗)で上回ったネッツが7位、キャブズが8位という順位になった。
アービングが「この勢いのまま火曜の試合に臨む」と意気込みを語れば、20得点13リバウンドで勝利に貢献したアンドレ・ドラモンドも「チーム一丸となってやってきた。一つの目標に向かってプレーして、やり遂げることができた」と話した。
今シーズンのネッツは、シーズン終盤まで新型コロナウイルスのワクチン未接種のアービングがホームゲームでプレーできなかった。また、デュラントを含む主力も負傷離脱した時期があり、シーズン途中にはジェームズ・ハーデンをセブンティシクサーズにトレードするなど様々な出来事を経験した。
デュラントは「今シーズンはアップダウンを経験した。フロントも含めて、チーム、球団の全員が大変な時期を過ごした。それでもここまでたどり着いて、優勝を狙えるチャンスを手にできた」と語る。
この日は3ポイントシュートを1本も決められず、フィールドゴールは17本中5本成功に終わったが、デュラントはプレーメーカーとしてチームに貢献した。試合後のインタビューで「今日は相手のディフェンスが僕に集中していた。だから相手のプレーを読んで、チームメートにボールを預けた。今日の試合でシュートを決める役目はチームメートが担ってくれた」と振り返り、プレーイン・トーナメントについては次のように話している。
「楽しみだし、勝つか負けるかが問われるこの時期にベストなプレーをしたい。その上でどういう結果になるか、ということ」
ネッツは、キャブズとの試合に勝てば7位でプレーオフ進出が決まる。もし負けた場合は、9位と10位の対戦で勝ったチーム(ホークスorホーネッツ)と8位シードをかけて対戦する。