B.LEAGUE#LIVE2021

いよいよ開幕『ダブドリリーグ』、やはり試合数は正義

ドラフトの様子を生配信し、先週からダブドリリーグがいよいよ開幕した。B.LEAGUE#LIVE2021は、ランダムに割り振られた対戦相手と、得点やリバウンドなど計14項目のスタッツを週ごとに競う。今週(3月31日から4月6日の試合が対象)の対戦相手は、YouTubeチャンネル『Basketball Diner』を一緒に配信している渚紗。結果的には、11勝2敗1引き分けと大勝した。落としたスタッツ項目は、FT%とA/TOのみだった。

何度も書いているいるが、「試合数は正義」である。特にコロナ禍で試合が急遽中止になる状況が続いているため、試合数の差は勝敗に大きな影響を与える。私のチームも島根スサノオマジックの週末2試合が中止となり、ペリン・ビュフォード、金丸晃輔のスタッツが計上されなくなった。しかし、対戦相手の渚紗の方が大打撃を食らっていた。川崎ブレイブサンダースの4選手を保有している渚紗は、ドラフト時に大西玲央に言われていた「川崎の試合が中止になったらどうするつもりなんだろう」が、初週から現実となり、予定されていた川崎の3試合がすべてなくなった。

累計試合数でいうと、私のチームは計31試合、渚紗のチームは計21試合と10試合の差が生まれ、累積系スタッツでは大差をつけることができた。今週は月曜日にレバンガ北海道vsサンロッカーズ渋谷の1試合のみ開催されたので、日曜のFAで当該試合に出場する選手を獲得し試合数を増やした。このように単純ではあるが、FAを駆使し、試合のある選手を増やして1試合でも多く稼ぐことが勝利に繋がる。

シーズンスタッツを大幅に上回った久保田義章(京都ハンナリーズ)

前回の記事でも少し触れたが、京都ハンナリーズの久保田義章に注目したい。29節の信州ブレイブウォリアーズ戦は惜しくも敗戦となり悔しそうな表情が印象的であったが、B.LEAGUE#LIVE2021では素晴らしいスタッツを残してくれた。この3試合で平均13.7得点、4.7アシスト、1.3スティールの活躍。シーズン平均6.6得点、4.0アシスト、0.5スティールを考えると期待値以上の活躍をしてくれている。半月ほど欠場していた鈴木達也が復帰しても、大きくプレータイムを落とすことなくスタッツを残してくれている。私の中では、B.LEAGUE#LIVE2021に関係なく、応援したい選手になっている。京都のオンラインショップで久保田のネームタオルをポチろうとしたが、ソールドアウトで膝から崩れ落ちた。B.LEAGUE#LIVE2021を通じて、応援する選手が増えるのもファンタジースポーツの醍醐味かもしれない。

高確率でシュートを成功させた岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)

私のチームで、もう1人この週末に期待値以上の活躍をしてくれたのが、琉球ゴールデンキングスの岸本隆一だ。シーズン平均9.2得点、3P成功率37.2%と十分に素晴らしいスタッツではあるが、この3試合はそれを上回る平均14.3得点、3P成功率60%を叩き出した。特に3ポイントシュートは、15本打って9本成功。3PM、3P%の項目を稼いでくれた。それに加え、3試合で2ターンオーバーしかしていないことも、B.LEAGUE#LIVE2021でA/TOを競う上では、非常にありがたい。琉球も好調で、29節の勝利によりB1リーグ最速でチャンピオンシップ進出も決めた。チームの好調とともに岸本のディープスリーが決まりまくることを願いたい。