「『デトロイトのようなチーム』ってどういう意味?」
現地3月29日、ネッツはホームのバークレイズ・センターでピストンズと対戦し130-123で勝利した。
最終スコアを見ても分かるようにピストンズが最大リード12点、ネッツが10点、そしてリードチェンジは11回と終始拮抗したゲームとなった。勝利したネッツは41得点11リバウンド5アシスト3ブロックを挙げたケビン・デュラントと24得点4アシストのカイリー・アービングを含む先発全員と、ベンチから出場したニコラス・クラクストンの計6選手が2桁得点を記録して勝利を挙げた。
一方、ピストンズも敗れたものの、ルーキーのケイド・カニングハムが34得点6アシスト2スティールを記録し、コーリー・ジョセフ以外の先発4人とベンチから出場したフランク・ジャクソンとキリアン・ヘイズが2桁得点をマークして、出場した全選手が5得点以上を記録してネッツに応戦した。
東カンファレンス8位のネッツが勝ちはしたが、同カンファレンス14位と格下のピストンズを相手に苦戦したため、試合後の会見である記者がデュラントに質問する際に『デトロイトのようなチーム』と表現した。すると、デュラントはすぐさま「『デトロイトのようなチーム』ってどういう意味?」と問いただし、「この2週間、彼らは堅実なプレーをしていた」とピストンズを擁護した。
「彼らの成績が良くないことは知っているけど、彼らだってプロだ。それに今夜の彼らは第1クォーターで(10本中)6本もの3ポイントシュートを決めて、自信を持ってゲームをスタートさせた。プレーオフでは予想外にヒートアップすることもあるから、こういう経験は僕たちにとって良いことだ。それに、ピストンズにしてもバックスと対戦するにしても、僕たちにとってはいいテストなんだ。相手がどこであれ、試合を重ねていくことで僕たちだって進化しているんだから」