「全員が成長する姿を見られるのは本当にうれしい」
現地3月28日に行われたウォリアーズvsグリズリーズの一戦は、デズモンド・ベインが6本中5本の3ポイントシュートを含む22得点、ディアンソニー・メルトンもベンチから9本中5本の3ポイントシュートを含む21得点を記録し、グリズリーズが123-95で快勝した。
互いに第1クォーターはシュートが決まらず20-16とロースコアに終わったが、好調なグリズリーズは第2クォーターに6本中4本の3ポイントシュートを成功させ、フィールドゴール成功率59%と高確率で決めて第2クォーターを43-21と圧倒し、リードを拡大した。後半に入っても良いリズムでプレーし続けたグリズリーズは、第3クォーター終了までに95-67に点差を広げて5連勝をマークしている。
21得点を記録したディロン・ブルックスは、合計10本の3ポイントシュートを決めたベインとメルトンのコンビを称えた。「彼らにはシュートを打ち続けるように伝えているんだ。2人のシュートのおかげで僕たちが使えるスペースが生まれる。ウチはそういうチームだし、楽しくプレーできている。見ていても面白いと思うよ」
現在のロスターで在籍年数が最も長いブルックスは、西カンファレンス2位確定に近づいているチームについて「チーム、それから選手も成長している」と語った。「僕が一番長くこのチームに在籍しているから、全員が成長する姿を見られるのは本当にうれしい。全員がそれぞれの役割をこなしている。また、与えられた役割を超えるような活躍も見せている。本当にすごいことだと思う」
ベインは「全員でアグレッシブなプレーを心がけている」とコメント。「正しいプレーを選択できていて、ボールを動かすことで全員が力を発揮できている。今は良いプレーができている選手が多い。それはボールムーブメントのおかげさ」
グリズリーズはレギュラーシーズン6試合を残し、3位のウォリアーズとのゲーム差を5に広げた。
敗れたウォリアーズは、ジョーダン・プールが25得点を記録するも、負傷離脱中のステフィン・カリー(左足)に加えて、この日はクレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、オットー・ポーターJr.も負傷に関連するマネジメントにより欠場したため、勢いに乗るグリズリーズに対抗できなかった。