ディアンソニー・メルトン

ジャ・モラントが欠場した試合で17勝2敗のグリズリーズ

現地3月26日に行われたバックスvsグリズリーズの一戦は、ディアンソニー・メルトンがキャリアハイタイとなる6本(9本中)の3ポイントシュート成功を含む24得点をベンチから決め、デズモンド・ベインも20得点でオフェンスを引っ張ったグリズリーズが127-102で快勝した。

エースのジャ・モラントが右膝の負傷で欠場中のグリズリーズだが、彼らの勢いは止まるところを知らない。前半はシュートタッチに苦しんだバックスに対して、グリズリーズはベインとメルトンが前半だけでそれぞれ12得点をマーク。第3クォーターに入り、王者バックスもヤニス・アデトクンボを中心に積極的に攻めてきたものの、この日はリズム良くアウトサイドシュートを決めていたメルトンが第3クォーター残り3分40秒から約1分間で3本の3ポイントシュートを成功させて、グリズリーズがリードを22点(93-71)に広げ、早々に勝負を決めた。

大活躍だったメルトンは「今はシュートを打ったら決まる感覚」と言うと、来月から始まるプレーオフについて触れた。「ウチはプレーオフで勝ち進むことができると思う。ディフェンスが優勝をもたらす。攻撃を抑えられれば、相手のリズムは狂うからね」

直近9試合で8勝のグリズリーズは、今シーズン、モラントが欠場した試合で17勝2敗という好成績を残している。この日もメルトンとベイン以外にも、タイアス・ジョーンズが13得点10アシスト、ジャレン・ジャクソンJr.が16得点、ディロン・ブルックスが19得点の活躍を見せた。

一方、敗れたバックスはセルティックスと同率で東カンファレンス3位に順位を落とした。だが、首位に立つセブンティシクサーズ、2位のヒートを含め、1〜4位までわずか0.5ゲーム差以内にひしめき合っている。