今シーズン4度目の10日間契約を経て、NBAに正式に復帰
ホーネッツがアイザイア・トーマスと今シーズン終了までの契約を締結したと発表した。
トーマスは3月2日からホーネッツと2度の10日間契約を結び、7試合に出場。平均13.6分のプレータイムを与えられ、9.9得点、2.0アシストと結果を残し、この度シーズン終了までの契約をつかみ取った。
昨シーズンはペリカンズで3試合の出場に留まったトーマスはNBA復帰を目指し、ワークアウトを続けていた。夏にレイカーズのワークアウトに参加したものの本契約には至らず、アメリカ代表で若手に混ざって予選を戦い、Gリーグでプレーしながらチャンスを待っていた。ラッセル・ウェストブルックとエイブリー・ブラッドリーが健康安全プロトコルに入り、ガードの層が薄くなったレイカーズと12月に10日間契約を結び、4試合に出場して平均9.3得点、2.0リバウンド、1.5アシストを記録したが、またしても本契約を勝ち取れなかった。
その後、マーベリックスとも10日間契約を結んだが、6得点4アシストを記録したキングス戦のみの出場に留まり、再びフリーエージェントとなっていた。
セルティックスに在籍していた2016-17シーズンにはリーグ3位の平均28.9得点を記録し、『ボストンの王』と呼ばれていた。当時のような異能のプレーは難しいかもしれないが、衰えを知らないその得点力と、若手の多いホーネッツの良きメンターとしての役割がトーマスには求められる。