東カンファレンス8位をキープ
現地3月21日に行われたジャズvsネッツの一戦は、ケビン・デュラントが37得点9リバウンド8アシストでチームを牽引し、ネッツが114-106で勝利した。
いまだにカイリー・アービングがホームゲームに出場できず、ベン・シモンズのデビュー時期も未定のネッツは、この日、センターのアンドレ・ドラモンドも体調不良で欠場するなど劣勢は避けられないと思われた。さらにセス・カリーも左足首の捻挫で後半はプレーできなくなり事態は悪化。しかし、53-51と拮抗して迎えた第3クォーター、ジャズのルディ・ゲイが「第3クォーターにKD(デュラント)に20点近く取られてしまった。それがすべての始まりだった」と試合後に語ったように、デュラントが同クォーターだけで15得点を固めたネッツが38-24と圧倒し、リードを2桁に広げた。
第4クォーターもデュラントを中心に中盤までにリードを21点(108-87)に広げたネッツに対して、ジャズも19-4のランで猛反撃。残り57秒までに6点差(112-106)に詰められるも、ネッツは次のポゼッションでデュラントのロブからニコラス・クラクストンがアリウープでフィニッシュして勝負を決め、直近7試合で6勝目を挙げた。
東カンファレンスの単独8位になった試合後、デュラントは最近の好調について「チーム全員で挙げた成果」と語った。「今はまとまってプレーできている。大きなプレーを決めて、チーム一丸となってやれている」
ネッツはデュラント以外にもブルース・ブラウンが22得点7リバウンド5アシスト、クラクストンが15得点6リバウンド4アシスト、パティ・ミルズがベンチから13得点を記録した。
また、ヘッドコーチのスティーブ・ナッシュは、シモンズが椎間板ヘルニアの再発によりデビューが遅れていると説明した。それでも、ナッシュは今シーズン中にシモンズが復帰できると信じているとも語った。