東6位のキャブズはさらに上を目指せる好位置に
現地3月19日に行われたピストンズvsキャバリアーズの一戦は、第3クォーター中盤からの猛反撃で逆転したキャブズが113-109で勝利した。
ホームのキャブズは、第3クォーター残り3分19秒の時点で68-80だったが、そこから9分弱の間に31-9のランを決めて試合をひっくり返し、直近のホームゲーム23試合で18勝目をマークした。41勝(30敗)に到達したキャブズは、最後にNBAファイナルに進出した2017-18シーズン以降初めて年間の勝率5割を確定させた。
第3クォーター終盤に3ポイントシュートを続けて成功させ、試合の流れを変えたベテランのケビン・ラブは、試合後のインタビューを受けた際「前半から良いプレーができていて、後半は観客のみんなをプレーに引き込んで戦い続けることができた。みんなのおかげでもある。ビッグショットを決められたし、守備からオフェンスに繋げることもできた」と、ファンへの感謝の気持ちを語った。
前日のナゲッツ戦はオーバータイムにもつれたため、キャブズの選手たちは万全ではなかった。エバン・モーブリーは「疲れていたけれど、勝つためにやるべきことをやった。心身ともに力を出し尽くしたし、ケビン・ラブとジェディ・オスマンがチームを引っ張ってくれた」と語った。
キャブズは、ダリアス・ガーランドが24得点12アシスト、モーブリーが12得点11リバウンド、ラブがベンチから14得点10リバウンド、オスマンも同じくベンチから16得点で勝利に貢献した。
東カンファレンス6位のキャブズは、まだ上位を狙える好位置にいる。ヘッドコーチのJ.B.・ビッカースタッフも「まだ試合も多いので、チャンスはある」とコメントするなど上を見ている。
敗れたピストンズでは、ジェレミー・グラントがシーズンハイの40得点を記録した。グラントは「良い感じだったけれど、試合に勝てなければ意味がない」と話した。
「ケビン・ラブのシュートが決まり始めてから相手の自信が増幅した。今日はプレーオフのような雰囲気だった。自分は、こういう試合に出場するためにやっている」