『INSIDE AKATSUKI』は、日本代表スタッフが収録した、バスケットボール日本代表の選手たちの『ありのままの姿』を見ることができる映像コンテンツ。今シリーズでは、ワールドカップアジア地区予選のWindow2に向け強化合宿をスタートさせた男子日本代表候補の裏側を連日伝えていく。

オーストラリア戦当日。朝からサブアリーナで練習準備を行い、その後、試合会場での練習を行なった男子日本代表チーム。初戦のチャイニーズ・タイペイ戦はロスター外となった野本建吾は、このオーストラリア戦に向けて「出たら思いっきりやります」と意気込んでいる。実際に試合では、その言葉通り思い切りの良いアタックで会場を沸かせたのだから、まさに有言実行だ。

お昼のミーティングではトム・ホーバスヘッドコーチが「今までやってきたことを信じて、チームメートを信じて、ハードワークして楽しみましょう」と選手に伝える。やはり、ホーバスヘッドコーチの言葉には説得力とパワーがあると感じる。

この日の対戦相手、オーストラリアはFIBAランキング3位で、メンバーは違えど東京オリンピックで銅メダルを獲得するなど、世界レベルの強豪国だ。それゆえに、ホーバスヘッドコーチは「昨日は25分ぐらい良いバスケットができたけど、今日は25分では足りないです。全員がレベルアップするときれいなバスケットボールができる」と選手に伝え、試合に挑む。

試合は前半は拮抗し40-42と2点差で終えたが、後半にはオーストラリアの力を見せつけられ、64-80での完敗となった。それでも、男子日本代表は最後まであきらめないで戦う姿勢を貫いた。ホーバスヘッドコーチも「この2試合でできたこと、みんなの態度、姿勢はすごく良かった。だから下を向く必要は全然ない」と選手たちに声をかけた。

この2試合では得点だけでなく、スタッツには現れないようなハッスルプレーで日本代表を鼓舞した佐藤卓磨は、今回のWindow2を終えて「もっと強くなりたい。ただそれだけです」と語る。

課題が見つかったワールドカップ予選Window2ではあったが、ホーバス体制になってから代表に呼ばれるようになった選手が活躍したりと、多くの収穫もあった。男子日本代表がここからどんなチームへとなっていくのか。そして、ホーバスヘッドコーチが求めるバスケットをどれだけできるようになるかが楽しみだ。

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