ニコラ・ヨキッチ

後半を29失点に抑えたディフェンス「これが我々のあるべき姿」

現地2月6日、ナゲッツvsネッツの一戦はニコラ・ヨキッチが30分のプレータイムで27得点12リバウンド10アシストのトリプル・ダブルを記録したナゲッツが124-104で快勝した。

互いにハイペースで得点を奪い合った結果、前半を終えた時点でのスコアは75-76でナゲッツが1点のビハインドを背負っていた。それでも、ヨキッチが「僕らは後半にリバウンドをよく取っていたし、タフショットを多く打たせた。ディフェンスが格段に良くなったんだ」と語ったように、後半の失点を29に抑えたことで圧勝した。

指揮官のマイケル・マローンも後半に機能したディフェンスについて「素晴らしいフィルムセッションを行った結果」と語り、「これが我々のあるべき姿なんだ」と続けた。またマローンコーチはフィルムセッションの際に「シュートを打つんだ。君は素晴らしい選手で、君のシュートが必要なんだ」と、ヨキッチにシュートアテンプト数を増やすよう促したという。そして、その期待に応えたヨキッチは15本中12本のフィールドゴールを成功させ、今シーズンリーグ最多となる14回目のトリプル・ダブルを達成した。

一方のネッツはカイリー・アービングが27得点と気を吐いたが、ケビン・デュラントとジェームス・ハーデンが欠場した穴を埋められず、泥沼の8連敗を喫した。トレードデッドラインを目前に控え、ハーデンのトレードが噂されているが、ヘッドコーチのスティーブ・ナッシュは「彼はここにいたいとずっと言い続けているし、我々も彼を求めている。それが勝利するための最高のチャンスになるし、夏から変わっていない。彼をトレードすることはない」と明確に否定した。