「次のステップは、ディフェンスでも評価してもらうこと」
オフにラプターズからスパーズにトレードされたデマー・デローザンは、オフェンスではリーグトップクラスの一人と言われているが、ディフェンスに関する評価は高くない。そして、今シーズンから西カンファレンスが戦いの舞台となることで、エリートクラスのスモールフォワードとのマッチアップは増え、彼らを抑える必要がある。
ラプターズでの昨シーズンは、オフェンスのために体力を温存するような場面も見られ、守備が重要になる勝負どころでベンチに下げられたことも少なくなかった。選手に対する要求が多いことで知られる、グレッグ・ポポビッチが指揮するスパーズでは、当然デローザンにも全力で守備をすることを求めるだろう。
デローザンは、9月27日の練習後、課題であるディフェンスの改善について言及し、言葉ではなく結果で示すと語った。
「みんなが目にするもので判断してもらいたい。これまでも、パフォーマンスについては自分で何も語ってこなかった。僕にとっての次のステップは、ディフェンスでも評価してもらうこと」
昨シーズンのスパーズは、リーグトップクラスの2ウェイプレーヤーであるカワイ・レナードがわずか9試合にしか出場しなかったにもかかわらず、平均失点はジャズと並びリーグ最少の99.8点だった。これまでチームの守備を支えたレナード、ダニー・グリーン、カイル・アンダーソンが退団して迎える今シーズン、デローザンの守備向上が、スパーズの命運を握るようになるかもしれない。
“It gives you that extra hunger to want to go out there and do something for the fans, and make them feel better than I felt in that moment.” @DeMar_DeRozan on seeing his mural in San Antonio. #GoSpursGo pic.twitter.com/diXhAy3DkC
— San Antonio Spurs (@spurs) 2018年9月26日