クレイ・トンプソン

カリーと2人で39得点12アシスト5スティール

ウォリアーズは現地1月18日に行われたピストンズ戦に102-86で勝利した。復帰5試合目のクレイ・トンプソンは3本の3ポイントシュート成功を含む、フィールドゴール13本中6本を成功させ、ゲームハイの21得点を記録した。トンプソンがチームハイの得点を挙げたのは、左膝前十字靭帯を断裂した2019年NBAファイナル第6戦以来のことだった。

復帰後ベストなパフォーマンスだったかを問われたトンプソンは「間違いないね」と肯定した。「何本かシュートを決めたし、動きながらのタフショットも何本か決めた。ボールがリングを通過するのを見て幸せだったよ」

指揮官のスティーブ・カーも「彼は確実に自分の足を手に入れ始めている。どんどん良くなっているし、コンディショニングが改善されている」と、トンプソンのコンディションが上がってきていることを確信している。トンプソンのシュートが外れる場合はショートすることが多かったが、カーが言うように下半身の安定性が増せば、その精度も上がっていくはず。だからこそ、トンプソンも「100本連続で外してもシュートを撃ち続ける」と言い、チームメートもトンプソンにパスを出し続ける。

また、この試合ではステフィン・カリーが4本の3ポイントシュートを含む18得点に加え、8アシストを記録。2人揃っての活躍は『スプラッシュブラザーズ』としてファンを喜ばせた。トンプソンは「また彼と一緒にコートに出られるなんて本当に幸せだよ。彼は僕を簡単に見つけてカットしてくれる。互いに良いプレーができた」と、コンビプレーの手応えを深めている。

トンプソンは「その日が来るのを待てない」と最低でも2週間の離脱を強いられているドレイモンド・グリーンの復帰を渇望している。トンプソン、カリー、グリーンのコアメンバー3人が揃った時、王朝復活のストーリーが始まる。