ジャズは練習施設の利用を再開、イングルスは使用せず
NBAの各チームは段階的に練習施設の利用を再開させ始めているが、リーグは2019-20シーズン再開に関して結論を出せていない。
ジャズも5月11日からザイオンズ・バンク・バスケットボール・キャンパスでの個人練習を再開させているものの、ジョー・イングルズは球団の練習施設に足を運んでいない。その理由は、妻と子供、そしてこれから生まれる新たな家族を守るためだった。
イングルズの妻レネイは、今週になって妊娠を公表。ソルトレイクシティのラジオ番組『1280 The Zone』に毎週出演しているイングルズは「妊娠している妻のこともあって、練習施設でトレーニングをしないようにしている」と語った。
「運動できる場所はあるし、すべて揃っている。バスケットボールをする上で多少の不便はあるが、これからさらに情報が集まるようになれば、答えを出しやすい。今はシューティングに行くことで妻と子供たち危険に晒すリスクを取るべきではない」
新型コロナウイルスの感染拡大によりシーズンが中断されて以降、イングルズは家族の身の安全を何よりも優先すると主張。今もその考えは変わらず、チームの練習施設での個人練習についてもこう持論を語っている。
「適切な時期を迎えられたら、練習施設で身体を動かして準備を整える。でも今は、シーズンが再開されるかどうかに関してもっと情報が必要だ。それが分かってから、どうするかを決める」