横浜労災病院の中川悠樹医師が分かりやすく対策を説明
5月16日、横浜ビー・コルセアーズは、オンライン授業『ビーコルの選手といっしょにまなぼう!コロナウイルスってなに?』を開催した。
横浜労災病院の救急救命センターに勤務する中川悠樹医師が、公募で集まったブースターの親子10組、そしてビーコルの秋山皓太、また息子と一緒に参加した竹田謙に授業を行った。小学校低学年の参加者にも分かりやすく、新型コロナウイルスの特徴や対策について、大事なポイントを説明することで理解を深めた。
ウイルスが多くついているのは手で、身体の中には目、鼻、口から入って行く。ウイルスは身体の湿ったところ(粘膜)が好きだと説明。「手で顔を触わりすぎないようにしてほしい」と中川医師は説明する。
公園で遊ぶ場合、ジャングルジムやブランコなどの遊具にウイルスが付着している可能性がある。外ではおかしを食べず、家に帰ったらすぐに手洗い。子供たちに「家族の手洗い隊長になって、家に帰った時とご飯を食べる前、家族みんなに30秒の手洗いを勧めて」と語った。
参加した子供からの「新型コロナウイルスはいつなくなりますか」との質問に対し、中川医師は「なくなってほしいけど、まだしばらく続きそう。完全になくなることはないと思います」と答える。「ただ、一生なくならなくても、もしその病気になっても治せる薬、かからないようにする薬ができれば、そんなに怖くはなくなります。今そんな薬を世界中の人が作ろうと頑張っているので、できるまで何年かかかると思います」
中川医師が参加者の積極的な発言をうながすクイズ形式を取り入れたこともあり、約45分間の授業で参加者が集中を切らすことはなかった。
秋山皓太は「こういう形のイベントは初めてでしたが、自分自身の行動も見つめ直す良い機会になりました。なかなか直接会うことが出来ない状況の中で、子供たちや親御さんとオンラインというかたちで一緒に授業を受けることができて良かったです」とファンとともに受けた授業の感想を語る。
息子を連れて参加した竹田謙は「息子のいつもと違った一面も見れて楽しかった」と言う。「手洗い、うがい、よく食べてよく寝るということは昔からずっと言われていることで、基本が大事ということをあらためて感じることができました」
この授業はYoutubeのビーコル公式チャンネルで視聴が可能。特に授業の対象である小学校1~3年生に見てもらいたい内容だ。
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