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この試合に出場した選手のうちの誰かが新人王に!?

オールスターウイークエンドに行われる『ライジング・スターズ・チャレンジ』は、ルーキーと2年目の選手だけで構成されたチームがぶつかり合う試合であり、若手にとっては己の力をアピールする格好の場となっている。

最初はルーキーvs2年目という構図で始まったが、現在は1、2年目の選手混同で、アメリカ出身の選手で構成する『チームUSA』と、アメリカ以外の出身の選手で構成された『チームWORLD』が対戦する方式だ。

『チームUSA』はヤングレイカーズを象徴するロンゾ・ボール、ブランドン・イングラム、カイル・クーズマ。昨シーズンの新人王に輝いたマルコム・ブログドン(バックス)。東カンファレンス首位のセルティックスで先発を務めるジェイレン・ブラウンとジェイソン・テイタム。その他、ジョン・コリンズ(ホークス)、クリス・ダン(ブルズ)、ドノバン・ミッチェル(ジャズ)、デニス・スミスJr.(マーベリックス)が名を連ねた。

『チームWORLD』はシクサーズ躍進の象徴であるジョエル・エンビード(カメルーン)とベン・シモンズ(オーストラリア)、ダリオ・シャリッチ(クロアチア)。キングスからボグダン・ボグダノビッチ(セルビア)とバディ・ヒールド(バハマ)の2名。グリズリーズのディロン・ブルックス(カナダ)、ブルズのラウリ・マルッカネン(フィンランド)、ナゲッツのジャマール・マレー(カナダ)、ニックスのフランク・ニリキナ(フランス)、ペイサーズのドマンタス・サボニス(リトアニア)という陣営だ。

ライジング・スターズ・チャレンジは若手の有望株や結果を残している選手にのみ出場機会が与えられる。昨シーズンの新人王を受賞したブログドンのように、ここ10年以上はこの試合に出場した選手の誰かが必ず新人王になっている。

またこれから名を上げる選手が集まり、ライバル意識がむき出しになったり、純粋に試合に勝ちたいという気持ちを出すため、昨今ではオールスターゲームよりもエキサイティングだという声も少なくない。

『ライジング・スターズ・チャレンジ』ではルーキーたちの実力を確認しつつ、フレッシュなプレーを純粋に楽しませてもらいたい。