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本人は今シーズン中の復帰をあきらめていない?

今シーズン開幕戦でセルティックスのゴードン・ヘイワードが左脛骨骨折、足首を脱臼したシーンは、NBA史上に残る衝撃的なケガの瞬間に数えられる。それだけの重傷からわずか2カ月、ヘイワードは患部を固定するブーツ型の器具を外せるまでに回復。順調にリハビリを進めている。

順調にいけば来シーズン開幕からコートに戻って来る見込みだが、ヘイワード本人は今シーズン中の復帰をあきらめていないようだ。先日『The Dan Patrick Show』に出演した際、「今は患部の可動域を広げて、筋力を強くするために努力している。そうすれば少しでも早く復帰できるから」とコメント。

復帰時期については「決めていない」としつつ、「誰よりも早く復帰したい」と意欲を示した。

「競技者としては誰よりも早く復帰したい。でも、無用の焦りから自分を追い込んで、違う箇所を痛めることは避けたい。チームのスタッフのおかげで、厳格なプラン通り進めているよ」

重傷であればあるほど、復帰までにかかる期間にはばらつきが出る。できる限り早くプレーしたいという気持ちも、焦ってはいけないという思いも理解できる。ただ、セルティックスのファンが待ち望んでいるのは、復帰後もケガを繰り返すヘイワードではない。しっかりと完治させ、カイリー・アービングとともにチームを引っ張る姿を望んでいるのだ。