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「自分のプレーができればチャンスはある」

今シーズンもロケッツの『飛び道具』として活躍するエリック・ゴードン。チームの目標である優勝に向け、ベンチからの得点源として欠かせない存在として期待されているのだが、本人の目標は、昨シーズンに続いて2年連続となるシックスマン賞を受賞することだ。

ゴードンは『Houston Chronicle』に「もちろん可能性はある。大事なのはチームの成功で、その上で自分のプレーができればチャンスはあると思っている」と語った。

開幕から16試合を終えて、ゴードンは平均20.9得点と好調。昨シーズンの平均16.2得点を上回るペースで得点を量産している。クリス・ポールの欠場中は先発として起用されてきたが、ポールが復帰した今後は、再びベンチからの役割に専念するようになるだろう。

ジェームズ・ハーデン、ポールとのケミストリーを中心とするチームの完成度は、これから上がっていく。ドライブから自由自在に相手の守備を切り裂くハーデン、現役ナンバー1ポイントガードのポールがいれば、ゴードンらシューターはオープンになりやすい。

このままのペースで個人成績を伸ばし、チームの勝利もついてくれば、2年連続シックスマン賞の可能性は十分にある。2年連続シックスマン賞は、これまでケビン・マクヘイル(1984、85年)、デトレフ・シュレンプ(1991、92年)の2人しか成し遂げていない。ゴードンが四半世紀ぶりにこの記録を作り『史上3人目』になれるか。ロケッツの今後ともども注目だ。