優勝経験もある経験豊富なポイントガード

サンロッカーズ渋谷は5月27日、小島元基がクラブを退団することを発表した。

茨城県出身、現在31歳の小島は181cm79kgのポイントガード。2016-17シーズンに京都ハンナリーズでプロキャリアをスタート。翌シーズンにアルバルク東京に移籍すると、その持ち味のアグレッシブさでチームにエナジーを注入し、2度のリーグ優勝に貢献。2022-23シーズンよりSR渋谷に加入すると、SR渋谷でも試合の流れを変える強気のディフェンスとボールへの執着でチームのバックアップポイントガードとして存在感を発揮していた。また、オフコートでも持ち前の明るさを武器にチームメートを鼓舞するムードメーカーとしても大きな役割を担っていた。

小島はクラブを通じて「3年間の応援サポートありがとうございました。また渋谷の象徴でもあり、大学同期のベンドラメ礼生とまた一緒にプレーしたことはすごく楽しかったです。彼にチャンピオンになって欲しいと心から思っています。（僕がB1にいる間はさせませんが）」と彼のキャラクターを象徴するコメントを残し、「いい時も悪い時も応援してくれたサンロッカーズファミリーのみんなにも感謝しています。他のチームに行っても少しでも応援してもらえると幸いです。またコートで会いましょう」とファンに向けてメッセージを送った。

なお、小島の移籍先はすでに決定しており、後日移籍先から発表される。

■SR渋谷2025-26シーズンロスターの契約状況（2025年5月27日16時時点）

【継続】ジャン・ローレンス・ハーパージュニア、ジョシュ・ホーキンソン、ベンドラメ礼生、永吉佑也、トロイ・マーフィージュニア、大森康瑛（U22枠）
【退団】アンソニー・クレモンズ、ケビン・ジョーンズ、リード・トラビス、阿部諒、小島元基
【自由交渉リスト】船生誠也、村越圭佑
【未発表】、田中大貴