EASL広島はあわやの展開も最後は逃げ切り

1月22日、東アジアスーパーリーグ(EASL)の2試合が開催された。日本代表として参加中の広島ドラゴンフライズと琉球ゴールデンキングスはグループリーグ最終戦でともに勝利を飾り、グループリーグ首位で決勝トーナメント進出を決めた。

広島はホームで桃園パウイアンパイロッツと対戦。途中出場した寺嶋良が織りなす、ペースとボールムーブが噛み合った攻撃で得点を重ね、60-47で前半を折り返す。後半はターンオーバーから相手に気持ちよく得点を許し、第4クォーター終盤には2点差まで詰め寄られたものの、相手のミスにも助けられて95-92で逃げ切った。

琉球はフィリピンに乗り込み、メラルコ・ボルツと対戦。ジャック・クーリーがロスター外となったもののアレックス・カークが30分超のプレーで19得点8リバウンドと存在感を発揮し、ヴィック・ロー、ケヴェ・アルマ、松脇圭志、岸本隆一も2桁得点。固いディフェンスから相手のミスを誘い、イージーなシュートで得点を伸ばし、89-71で勝利した。

広島はグループA、琉球はグループBを共に5勝1敗の成績でトップ通過し、3月7日〜9日にマカオで開催されるファイナル4に駒を進めた。