「良いパフォーマンスをしないといけない気持ちになる」
ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)は、『バスケットボールの聖地』として多くのNBA選手に愛されている。今シーズンで現役を引退するドウェイン・ウェイドもMSGに思い入れを持つ選手の一人で、3月30日、聖地との別れを惜しんだ。
試合は、ヒートが100-92でニックスに勝利。第1クォーターには、ヒートのアシスタントコーチを2008年から8年務めたニックス指揮官のデイビッド・フィズデイルがウェイドを称える動画が上映され、ニューヨークのファンも「Dウェイド!」コールで彼を称えた。
A New York salute to @DwyaneWade ? pic.twitter.com/jKqzDrr8DT
— NEW YORK KNICKS (@nyknicks) 2019年3月31日
試合後にコートでインタビューを受けたウェイドは「この会場は特別。ここでは、良いパフォーマンスをしないといけない気持ちになる。それに、ファンのみんなに称えてもらえる。本当に感謝しているよ」と語った。
またウェイドは「選手としては今日が最後だったから、楽しみたかった。ファンのみんなが試合が終わってからも残ってくれるなんて、うれしかったね。ホームではそういう反応も期待できるかもしれないけれど、ロードで起こるなんて思ってもみないことだから」と、ファンに感謝の気持ちを述べた。
聖地でのラストゲームでは、ベンチから16得点7リバウンド3アシストを記録。コートを去る前には、中央のロゴにキスをして、MSGに別れを告げた。
One Last Visit to Madison Square Garden ⚡️ pic.twitter.com/il00UkwRty
— Miami HEAT (@MiamiHEAT) 2019年3月31日