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ハーデンが体調不良で欠場も勝利
2018-19シーズン開幕から紆余曲折を経たロケッツだったが、王者ウォリアーズとの試合では無敗を維持している。2月23日には敵地オラクル・アリーナでウォリアーズと対戦し、ジェームズ・ハーデンが欠場したにもかかわらず、118-112で勝利を収めた。
32試合続けて30得点超えをマークしているリーディングスコアラーのハーデンが風邪で欠場した中、チームを引っ張ったのはエリック・ゴードンとクリス・ポールだった。ゴードンは4本の3ポイントシュートを含む25得点、ポールは今シーズン最多となる17アシストに加えて23得点を記録。ロケッツは、試合開始から15-0のランでリードを広げ、今シーズンのウォリアーズ戦3連勝を飾った。
ゴードンは「ウォリアーズにとって最も手強いチームは、自分たちだと確信している。相手にとっては単なる1試合かもしれないけれど、自分たちにとっては特別な試合」と、意気揚々と語ったが、司令塔のポールは冷静だった。
「この会場では、2月の月曜日でも、11月か12月の火曜日でも勝てるよ。ただプレーオフでは7試合で4勝しないといけないんだ。今夜の試合に勝てて良かった。でも、みんなは2日後には今日のことを忘れてしまうよ。自分たちは忘れるだろうね」
ポールが言うように、レギュラーシーズンでシリーズ・スウィープできたとしても、肝心のプレーオフで負ければ意味がない。ハーデン不在で王者に勝てたのは大きいが、本当の勝負は、2カ月後だ。