広島ドラゴンフライズ

写真=広島ドラゴンフライズ

広島ファンだけで200人オーバーの盛り上がり

9月17日、広島ドラゴンフライズは広島市中区本通商店街の金座街で、間もなく開幕するBリーグをPRするためのパレードを行った。敬老の日の夕方ということで商店街には賑わいがあり、さらにはプロバスケ選手を一目見ようと広島ファンだけで200人を超える人が集まり、商店街はいつも以上に活気づいた。

今シーズンから選手兼アソシエイトコーチに就任した朝山正悟、昨年に続き2回目のイベント参加。昨年よりも参加してくれたファンが増えてうれしい」と、チームの人気や認知度が増したことを実感した様子。広島は8月に発生した豪雨による土砂災害の被災地であり、「復興の意味合いも込めて、こうした活動を続けていきたい」とホームタウンへの思いを語った。

B1とB2では人気や認知度に格差があると言われているが、横浜ビー・コルセアーズから広島に移籍した山田謙治は、イベントの盛り上がりを体感したことで「クラブの人気にB1もB2も関係ない」と感想を語る。

パレードの終着点である公認ショップ ソフトバンク本通駅前店で、選手たちは開幕戦のPRのためにチラシを配布した。イベント中は写真撮影やサインの対応をしないことになっていたが、ここまで来ると選手たちは写真撮影に応じ、ファンとの交流を楽しんだ。こうした地道な活動によって、バスケやチームに興味を持つ人は増えていくはずだ。

B2はB1よりも1週間早い開幕となり、広島は9月28日、愛媛オレンジバイキングスとのアウェーゲームでシーズンをスタートさせる。ホーム開幕戦となる10月6日のバンビシャス奈良戦では、広島サンプラザホールにたくさんのブースターが集まることだろう。B1昇格を目指す広島にとって『3度目の正直』なるか。