強化合宿を重ねて世界選手権へと挑む

今年7月、U-18日本代表はテヘラン（イラン）で行われた『U-18アジア選手権』で2位に食い込み、来年の世界選手権への切符を手に入れた。決勝でホスト国のイランに惜しくも敗れたものの、U-18代表が見せた鮮烈なパフォーマンスは記憶に新しい。

トーステン・ロイブル率いるAKATSUKI FIVEの選手たちは、マンツーマンとゾーンを使い分けるディフェンス、高さのハンデをカバーする連動性、ただ走るだけでなく果敢にチャレンジするオフェンス、タフショットをねじ込みに行く強引さなど、強いだけでなくエンタテインメント性も高いバスケットを展開した。

U-19世界選手権は来年7月、カイロ（エジプト）での開催。大会までまだ8カ月半あるが、『世界への挑戦』に向けてチームは早くも始動する。

アジア選手権での中心メンバーである三上侑希、伊藤領、三森啓右、増田啓介、西田優大がメンバー入り。今回招集された15選手は10月20日から3日間の強化合宿を行い、これから3月まで毎月、第6次まで強化合宿を重ねて、個々のレベルアップを図るとともにチームとしての成熟も深めていく。